職務経歴書の自己PRは思いつかなければ書かない?職種未経験の場合は?
特に初めての職務経歴書の場合、どう書けばよいのか。なかなか思いつかなくて困るという声をちょこちょこ伺います。
では、そんな場合は職務経歴書において、自己PRが思いつかない場合は書かなくてもいいのか。
これは基本書きましょう。
なぜなら自己PRは職務経歴では見えないご自身の強みをアピールする場面だからです。
自己PRが思いつかなくても、しっかり書けるようキャリアコンサルタントとして
アドバイスをしますので、少しでもご参考頂けますと幸いです。
職務経歴書の自己PRが思いつかない場合は?
職務経歴書の自己PRで書く内容を思いつかない。実際に転職支援をしている際も応募する求人に対して、どのようにアピール内容を書けばいいのかわからないと悩まれるケースはよく見受けられます。
では、まずどうしたらいいのでしょうか。
これはまず、ご自身の仕事上における強みや特徴を振り返ってみましょう。
振り返り方ですが、一番てっとり早いのは同僚や先輩、上司にご自身の特徴や長所について思い切って聞いてみることです。
まぁ、いきなり会社のひとにそんなことを聞かれたら、転職でもするの?という感じで勘ぐられてしまうかもしれません。
そういった懸念があるようでしたら、
「単純に自分の持ち味を知りたい!」
という感じで聞いてみてはいかがでしょうか。
ストレートに聞くことに気が引けてしまうようでしたら、自分自身が思いつく限りの性格や特徴を書きなぐってみるのもひとつの手です。
例えばタイピングが早いや遅いもそうですし、仕事机の整理整頓ができるできないもそうです。
やる仕事内容を明確にタスクとして管理できるというのもあるでしょう。会社で鳴った電話に出るのが早いというのも立派な特徴です。
こんな感じで細かいところからでも思いつく限りでもいいので、まずは自分自身の仕事における特徴を洗い出してみましょう。
その特徴を思いつく限り挙げてみたら、続いては今の仕事内容を振り返ります。
ようは今の仕事を具体的にする。というところですね。
ここから今の仕事内容から自身の特徴を強みやアピール内容のエピソードとして書いていきます。
そのうえで応募する求人の仕事内容を改めて理解したうえで、自分の仕事の強みとマッチさせる。
ようはこういう強みがあるから応募する求人のこのときやこういった場面では活かせます。というふうに書くと伝わる自己PRが書けますよ。
自分ではよくわからないし、周りにも相談しにくい。
そんな場合は私の方でも自己PRの書き方をお手伝いしております。
もちろん、作成された自己PRの添削も承っておりますので、自己PRに自信がないようであれば、ご相談ください。
職務経歴書の自己PRは書かないでもいい?
職務経歴書の自己PRですが、基本的には書かないといけないでしょう。
自己PRは書かないより書いたほうが、求人先に意欲や素養といった部分を伝えられるためです。
唯一、書かなくてもいい場合は応募する求人がこれまでに携わった同じ職種だけです。
例でいうとシステムエンジニアや看護師などの医療系資格などが挙げられます。
この場合は職務経歴のみで立派にアピールできるためです。
特に応募先の求人企業が人が足りていなく、ニーズが非常に強いところでは自己PRは書かなくても書類選考は合格となるでしょう。
ただし、このこれまでに経験してきた職業の求人に対しても書かないより書いたほうがよりアピールにはなります。
また、今いらっしゃる会社より規模感の大きい会社に応募するであったり、求人応募倍率の高い人気求人に対しては、自己PRは経験職種であっても書いたほうが書類選考は通過しやすいです。
求人に応募する際、基本的にはライバルも基本います。
転職活動をしている方で、このライバルがいるという視点が抜けているケースはよく見受けられます。
ライバルに差をつけるためにも自己PRは書いた方がいいでしょう。
自己PRは、これまでの職務経験以外をアピールできる機会です。
仕事に対するスタンスやご自身の強みを応募先でどう活かすことができるかという観点で作成してみては如何でしょうか。
職務経歴書の自己PRで職種未経験の場合は?
応募先の求人で職業経験がない場合、これは自己PRでアピールするのがうってつけの場面となるでしょう。
職務経歴だけではどうしても採用するのにアピールするには経験がない分、弱くなってしまいます。
応募する職種が未経験の場合、これは自己PRの部分で、どこまでいち早く戦力になれるかということをアピールする格好の場面です。
今までの経験やご自身の強みとなる部分が応募する仕事にどうマッチしているか。
ということを伝える自己PRを書くと書類選考の通過率が上がります。
ちなみに、この場合の必要な文字数は300~500文字程度を目安にするといいでしょう。
キャリアチェンジにおける自己PRの添削は本業でも数千件と行っております。
自己PRに自信がなければ、添削のご依頼も承っておりますので、お気軽にどうぞ。
まとめ
では、今回のまとめです。
職務経歴書の自己PRをどう書けばいいかわからない。そんな場合は、自分自身の強みを振り返ってみましょう。
自分で思いつかない場合は、普段一緒に仕事をしている同僚やら上司に聞いてみるのもひとつの手です。
同じ職場のひとにこんな話は聞きずらい。そんな場合は自分の仕事をするうえでのスタンスや特徴を思い返してみましょう。
それが立派な長所であり、強みとなりえます。
自己PRは基本書かないとダメです。書かないより書いたほうがいいでしょう。
自己PRを書かないというのはアピールする機会をひとつ失うということになります。
応募する職業が未経験の場合、自己PRではどこまで、その仕事を理解しているかということを伝える機会にもなります。
そのことを自分の長所や強み、経験を交えて書かれると熱意が伝えられる自己PRになるでしょう。
ご参考に頂けますと幸いです。