転職理由で人間関係の場合、面接で説明するのはアリ?嘘はダメ?

はい。第一回目です。
まずは転職理由についてです。私も転職エージェントの仕事を通じて、様々な転職相談を承ってきました。
転職を考える理由は、大きく分けて3つだと思ってます。
環境を変えたい
待遇を改善したい
キャリアチェンジしたい
今回は、この中の”環境を変えたい”のうちのひとつ、人間関係により転職を考えていることについて、私なりの考えと注意点をお伝えします。
人間関係による転職を考えている方が少しでも参考になれば幸いです。
転職理由で人間関係ってどうなの?
転職理由で人間関係によってというのは、よく聞きます。転職を考えている方の2~3割くらいは、この理由ではないでしょうか。
※あくまでも体感値ですが・・。でも、大きくずれてはいないと思います。
確かに人間関係が悪化した状態で仕事をするのは、苦痛以外なにものでもないですよね。
特に、今携わっている仕事に直接関わる場合ですと、影響も大きいと思います。
転職を考える理由としては、十分だと個人的には思います。
実際、私も同じ職場の同僚で人間関係により退職した方は何人も見てきましたし。
人間関係に悩んでいた同僚の相談にのったこともありました。
一時的には退職の波を乗り越えられるのですが、また人間関係で揉めて、疲れて退職。
こんな感じのケースが多かったですね。
ただ、人間関係を転職理由だとすると、ひとつ考えてほしいことがあります。
それは、転職したら本当に解決するのか。
そりゃ~、環境変われば解決するっしょ。って声が聞こえてきそうです。
でも、転職を重ねている人は意外と?人間関係を理由に職場をコロコロ変えている人が多かったりします。
人間関係が悪化したことを理由に次の職場へ転職したけど、次の職場もまた人間関係で転職。
結果、職場を転々としてしまうという感じですね。
転職を支援する際に人間関係による転職が2回以上あったら、私は要注意してますね。
ここで、人間関係はこうすればいいですよって話はしませんが、人間関係による退職や転職を考えているのであれば、考えて欲しいことは2つほどあります。
次の転職先が決まるまでは退職しない
まずは、こちらです。人間関係による理由だと辛いことから逃れたい気持ちが強いため、どうしても先に退職したくなると思います。
しかし、そこは次の職場が決まるまでは割り切って、今の仕事は続けましょう。
ひとつ例外があるとすれば、職場内のいじめなどがひどく、うつなどの精神疾患になる可能性がある場合です。
精神疾患は、ある日突然来るわけではないです。その前に不眠や頭痛、吐き気といった身体に症状が出てきます。
そうした場合は、緊急避難のため、退職してしまっても致し方ないと思います。
このケース以外は、仕事を続けながら転職活動を行いましょう。
ここでひとつだけアドバイス。
この状態はいつまでも続くわけではないです。だから、次の職場が決まるまでの期間限定の職場と考えるようにしましょう。
そうすることにより、少しだけですが、冷静になれますよ。
今の仕事内容や待遇も見つめなおす
もうひとつ考えてほしいことは、人間関係以外で退職を考える原因はないかどうかです。
やりたい仕事ができていて、待遇も問題ない。けど、人間関係だけが不満ということであれば、転職は今一度、冷静になって考える必要がありそうです。
もしこのような状態であれば、転職してまた一から人間関係の構築をはじめるよりかは、どうすれば人間関係が改善できるかを考えてみましょう。もし、あなたが仕事に対して自信があり、役職はなくとも事業の中心的立場であれば、周りも一目置かれるものです。
そういう場合は、周りに相談してみるのもひとつの手でしょう。
ひとりでもあなたの味方になってくれる人がいれば、それだけでも環境は変わったりするもんですよ。
転職理由を人間関係では面接で素直に伝えていいもの?
面接時には、転職理由を人間関係によるものというのを、素直には伝えない方がいいでしょう。
面接は面接官に対するプレゼンの場です。そこで、上司との人間関係が悪いので、転職考えてますと、あなたが受け入れる立場だとしたら、如何ですか?
しょうがないな。採用するか。ってなりますか??
普通、ならないですよね。
だから、人間関係による退職というのは、素直には伝えないほうがいいでしょう。
面接の際、退職や転職理由を人間関係が悪化したとか、耐えられなかったためということは控えたほうがいいと、転職サポートの際にアドバイスします。
しかし、面接でうまくいかない人の大半は、言ってしまうんですよね~。
人間関係によるもので転職や退職考えてます!って。
これが、キャリアコンサルティングやカウンセリングの場面なら全然いいのですが、面接はカウンセリングではないので、そこは素直に伝えないほうがいいでしょう。
面接官も退職や転職をする理由がネガティブなこともあるというのは、十分理解してます。
それを踏まえて、なぜ退職や転職を考えたのか。ということを伝える必要があります。
ただ、どうしても人間関係以外による退職や転職理由がない場合。
その場合は、どれだけ退職や転職がやむを得なかったのかということまでを相手に伝えるプレゼンが必要です。
とはいえ、人間関係による退職や転職はマイナス評価にこそなりますが、プラス評価に転じる可能性は低いでしょう。
なので、その場合は、退職や転職理由以外で、相手に転職したら活躍できるかということを伝えることが求められることを肝に銘じておきましょう。
転職理由を面接で嘘をついたほうがいい?
面接時に人間関係による退職や転職はマイナス評価にこそなりますが、プラス評価に転じる可能性は低い。
でも、どうしても人間関係以外による退職や転職理由がない。
そんなときは嘘をついて、説明したほうがいいのでしょうか。
私個人としては、嘘をつく必要はないと思います。
もちろん、別の嘘の理由をつくる必要もないです。
ただ、人間関係以外にも退職や転職理由があるのであれば、そちらの理由を採用してお伝えしたほうがいいでしょう。
注意点としましては、ネガティブな理由にならないこと。
人間関係も基本的にはネガティブな理由の部類です。正確にいうとネガティブな理由だけに終始完結しないこと。
例えば、今の職場ではどうしてもこの業務ができなかったから貴社ではその業務に挑戦できると思い、転職を考えたという感じでしょうかね。
なので、転職を考えている理由は本当に人間関係だけによるものなのかというのを今一度、見つめなおす理由は、面接時に説明するためということにもなります。
ひいては、ご自身が転職するうえで、今の職場から違う職場へ本当に転職したほうがいいのか見つめなおす機会にもなるのではと思いますよ。
まとめ
人間関係による転職理由は、どう考えてもマイナス評価になります。
それでも転職したいのであれば、それ以上に面接官へご自身が転職したときの価値をどれだけ伝えられるかでしょう。
人間関係による転職なら、
・衝動的に退職することは極力控え、次の職場が決まったら笑顔で退職届を提出する
・人間関係以外に転職理由はないのかをよくよく考えてみる。
この二点を意識してみましょう。
あと、人間関係による転職が2回以上であれば、ご自身にもなにかしらの問題があるのかもしれません。
例えば、堪え性がないであったり、いじめられやすいタイプであったり。
その場合は、人間関係の悪化を具体化してみては如何でしょうか。
だれかと言い争ってしまうということであれば、一歩引いて考えるようにするとか、そんな感じです。
一番は、衝動的にならず冷静になって転職したほうがいいのか踏みとどまったほうがいいのかを考えてみましょう。