転職を失敗する理由と共通点はなに?見切りをつけるタイミング
採用面接のときに悪くはなく企業からも内定を頂けたのだけど、なにかいやな予感がする・・。
でも、せっかく内定を頂けたし、断るのももったいない。
1週間以内に内定に対する返事もしなければならない中、転職に失敗したら、どうしようとお悩みではないですか。
そこで今回は、実際に転職を失敗する理由と失敗するひとの共通点、失敗した場合にどの辺で見切りをつけたらいいのか。ということをお伝えします。
転職で失敗する理由は?
まず転職で失敗する理由についてですが、私が普段承っている転職相談の中でダントツに多く伺いのは人間関係です。
上司になった人との相性が合わない。または、怒られてばかりで気が滅入る。
周りの同僚と上手く打ち解けられない。
社内の派閥関係やら新しい環境での人とのしがらみがついていけない。
上司や先輩、同じ部署の同僚との付き合いが正直ストレスとなり億劫・・・。
などなど。。
理由はいろいろと挙げられると思います。
ではこの人間関係による転職を失敗することを回避する方法はあるのでしょうか。
完全に回避することは難しいと思います。
なので今の職場を人間関係が理由で退職をお考えであれば、転職したら、まず環境やら人間関係が完全に改善する保証はないというを念頭に置いておきましょう。
要は繰り返す可能性があるということですね。
特に2社続けて人間関係で、となると、ご自身にもなにか問題があるのかもしれません。
新しい職場に移って人間関係に馴染めない。そんな風に感じていれば、まずはあなたから歩み寄ることから始めてみるのもよいでしょう。
また現状の受け止め方を変えてみるというのもありですね。
例えば、毎日仕事に対して厳しく言われて辛いとします。
でも、それって裏を返せば期待しているという現れですよね。
なので、厳しく言われて辛いではなく、期待されているという受け止め方を変えるというのもアリです。
考え方を変えるという解釈でもいいでしょう。
とはいえ、人間関係が円滑ではないと仕事もやりずらいというのも事実です。
もし人間関係で特定のひととのやりとりや付き合いでのお悩みであれば、周りの同僚と仲良くなるのもありです。
あなたが苦手と思っている場合であれば、周りの同僚も同じように思っているかもしれません。
いきなり特定の人に対しての悪口はNGですが、少し信頼関係を築ける(仲良く)なるようでしたら、ちょっとそういう愚痴をいってみてもよいでしょう。
共通の敵ができると、その同僚とは一気に仲良くなれる可能性が高いです。
なので、周りにあなたの味方がつけられそうなら、自分自身で環境や人間関係を良くする努力はしてみてもよいでしょう。
あと人間関係を理由で転職を考える方の特徴のひとつとして、オンとオフの切り替えが苦手というのが挙げられます。
簡単にいうと趣味やプライベートでの楽しみがない。という感じですね。
人間関係で悩むということであれば、裏を返すとドライになれるということです。
なので、いかに早く仕事をこなして退社するかということを考えるのもひとつの方法でしょう。
そのためには、まず夢中になれる趣味やオフの楽しみを探す。
それが友達と飲みにいくでもいいですし、家帰ってテレビ見ながらビール飲むでもいいんです。
酒飲むことばっかりですね・・。あくまでも例ですよ。
とにかく仕事は仕事で割り切る。割り切るにはプライベートでの楽しみを見つける。
これだけでもだいぶ変わりますよ。
転職を失敗する共通点とは?
転職を失敗する人たちの共通点ですが、様々な方々の転職支援をする中で、共通点が見えてきました。
それは、転職の目的や軸が明確ではない。ということです。
言い換えると、今の環境から嫌になり逃げの転職です。
確かに自分の身を守るために逃げの転職も致し方ない部分もあるでしょう。
しかし、逃げの転職を繰り返してしまうと、いやなことがあったらすぐに逃げてしまう逃げ癖がついてしまうように思います。
とにかく辛いから逃げたい。
そうして転職を繰り返してしまうジョブホッパーになってしまいます。
ジョブホッパーになってしまうと、採用してもらえる企業にも限りが出てきてしまい、自分の選択肢を狭めてしまうんですね。
このジョブホッパーの方々の口癖は、次は最後の転職にしたい。そう言われます。
就社の意識が強い感じですかね~。
なので、就社ではなく、ご自身がなにをやりたいのか、なにが得意なのかなどの自己分析を行い、将来の目的や目標をもつことが必要だと思います。
自分自身がどのように働いたら、働き甲斐を感じられるか。働く価値を感じられるのか。
ただ、漠然と考えればいいのではなく、そのためにはどうすればいいか。そのことを一度、振り返ってみるといいでしょう。
転職の失敗の見切りをつけるタイミングは?
転職を失敗した・・。
そう感じたときにどこで見切りをつければいいのでしょうか。
まず、なにが不満なのか。なにが失敗と感じさせているのかを整理してみましょう。
そして、もう一度、自分の今後のキャリアの目的や目標も明確にしましょう。それが、今の職場ではどうしても叶えられないのか。
それは、また転職しなければ叶えられないのか。それはなぜなのか。
もう転職をしなくても叶えられる可能性があるのなら、どうすればよいかを整理してみましょう。
タイミングについては、薄々気付いているかもしれませんが、これが明確になったときです。
このことが明確になる前に、また転職となった場合、新しい職場でもまた転職を繰り返してしまう可能性が高いでしょう。
そのため、少なくとも次をどうするのか、どうしたいのか。
そのことを明確にしたときが見切りをつけられるタイミングといえると思いますよ。
まとめ
転職を失敗する多くの理由は人間関係です。
そんな場合は、周りの同僚をやら上司やら味方になってくれる人がひとりでもいると楽になると思います。
また仕事は仕事。プライベートはプライベートとオンとオフをうまく切り分けできるいい機会です。
そのためには、まずプライベートにて楽しみとなることをなんでもいいので見つけましょう。
そうすると早く帰る目的ができますので、さっさと仕事を終わらせましょう。
転職を失敗する人の共通点は、転職の目的や目標が明確ではないことです。
特に逃げの転職を繰り返すと堪え性がなくなってしまうので、ほどほどにしましょう。
転職を失敗と見切りをつけるタイミングは、なにが不満なのか。なにが失敗と感じさせているのかを整理してみましょう。
それが本当に転職しないと解決しないのか。そのことが明確になったらときが見切りをつけるタイミングです。
誰かの参考になれば。